コラム

● 今さら聞けない…オーケストラの楽器編成の基本とは

● 意外に知らない?オーケストラの楽器編成 オーケストラには様々な種類の楽器で構成されていますが、楽器編成について詳しく理解している人は意外に少ないものです。
小学校や中学校の音楽の授業でひと通り習っても、あまり記憶に残っていないという人も多いでしょう。
オーケストラの基本的な楽器編成を知ると、オーケストラのコンサートに行ったときも聴こえ方が変わってきます。
オーケストラは基本的に、2、3、4管編成で、オーケストラの規模を示します。
2管編成なら、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーンなどから成っています。
編成と人数は、演奏する曲によって増減します。
2管編成は50名ほどですが、指揮者による曲の解釈によっても変わります。
3管編成は75名ほどで構成されます。
4管編成ともなると総勢100名を超えるフルオーケストラとなるのです。
なお1管編成の場合は、30名ほどで編成されており小規模です。
ベートーヴェンの作品やロマン派の作品には、3管編成が多くなっています。
楽器の各パートは、指揮者を中心に180度の範囲で配置されます。
手前からヴァイオリン、ビオラ、チェロ、後ろ側はハープ、打楽器、フルート、クラリネット、オーボエ、トランペットなどです。
曲の性質によってもパートの配置は変わりますが、鍵盤楽器が使われる場合は、ハープと打楽器の間に配置されることが多くなっています。
それぞれの楽器が集まって織り成すハーモニーは、配置によって変わるので、楽器の編成と配置はとても重要です。
楽器の編成から配置、曲目や指揮者によって、まったく違う音楽が生まれるオーケストラは、奥が非常に深いことがわかるはずです。
また、オーケストラの楽器編成を知ると、クラシックなど様々な音楽や楽器に興味が湧くのではないでしょうか。
これから楽器を習おうと考えているならば、上級音楽教室で一流の講師に指導を受けましょう。
クラシック音楽は奥が深いので、上達し続けるには上級音楽教室で音楽の本質から学ぶことをおすすめします。

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