コラム

● 電子ピアノがアコースティックピアノにかなわない理由

● 電子ピアノとアコースティックピアノは違う楽器 ピアノ演奏をするといえば、アコースティックピアノを用いるというイメージが強いのですが、近年は電子ピアノの性能が向上していることもあり、素人にはあまり差異を感じにくくなりました。
ですからアコースティックピアノではなくて、便利で場所をあまりとりにくい電子ピアノで初めから練習をしてしまおうと考える人が増えてきています。
ピアノを弾くことを趣味とするくらいであれば問題ないかもしれませんが、上達したい…、音楽の道で生きていきたい…と考えているのであれば、はじめのうちは特にアコースティックピアノで練習を行うべきでしょう。
上級音楽教室においても電子ピアノは基本的に活用されません。
これらのピアノの違いはたくさん存在しているのですが、代表的なものは音が本物かどうかという点です。
アコースティックピアノは弦を叩いて音を出す為、楽器自体が音を奏でていますが、電子ピアノは録音された音を発しているだけですので、やはり音の違いはあるでしょう。
ピアノを弾くうえで重要視されることといえば、いかにして表現力を醸し出すことができるかということですが、電子ピアノで練習をしてもこの技術を上げるのは困難でしょう。
アコースティックピアノだと、鍵盤をタッチする強さによって音色や音質等変わる為、
無限の表現ができることが特徴ですが、電子ピアノだと録音された音を出しているため、
タッチの強弱による音の違いや理想的な表現は出せないのです。
電子ピアノもアコースティックピアノの鍵盤のようなタッチに近づいてきてはいますが、アコースティックピアノにはまだまだかないません。
ピアノを上達させたいと考えているのなら、アコースティックピアノを活用している、上級音楽教室に通って学ぶことをおすすめします。

● 電子ピアノがアコースティックピアノにかなわない点とは何か 表現力や音の違い以外にも電子ピアノが劣っている部分はあり、例えばアコースティックピアノであれば鍵盤を押している間は基本的に少しの間音が出続けていますが、電子ピアノですとすぐに止まることが多いでしょう。
ピアノのスキルが上がる前に電子ピアノに慣れてしまうと、アコースティックピアノで演奏した際にその違いに驚いて、うまく演奏できないかもしれません。
どういった練習がベストなのか不明であれば上級音楽教室で聞いてみるのもありでしょう。
上級音楽教室はピアノをはじめとしたあらゆる楽器演奏のプロフェッショナルが講師を務めている教室です。
アコースティックピアノは、表現力を身に着けやすい、本番で強くなることができるといった様々な点で優れているといえるでしょう。

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