室内楽・アンサンブルの楽しみを追求する音楽教室

● 楽器演奏での「初見試奏」能力はどうやって伸ばす？

● 初見試奏の能力を伸ばすのは難しい 初見試奏とは、初めて見る楽譜を、止まらず演奏をすることをいいます。
楽器演奏を行うためには練習が不可欠ですが、ある程度上達して普通に演奏できるようになったとしても、必ずしも初見試奏できるとは限りません。
上達するほど初見試奏できる可能性は高まりますが、普通に演奏を行うのと初見試奏はまるで違い、見たことがない楽譜を見てすぐにその場で演奏するという技術は、少し特殊な要素も混ざってきます。
得意としているか、それとも不得意なのかというセンスも重要ですが、レッスン次第で、初見試奏の能力を伸ばすことは可能です。
その為には、分析力がとても大事だと言われていますが、楽譜を見てすぐに演奏をするのではなくて、まずは一通り目を通したうえで少し分析をすることが重要でしょう。
これを意識するだけでも、頭の中で初見試奏する音楽の整理をすることができるので、落ち着いた状態で演奏に臨むことが可能です。
楽譜を見てしっかりと分析をしていれば、あらかじめ厄介な箇所などを把握することができるので、頭の中で備えることができ、うまく初見試奏しやすくなるのです。
上級音楽学校の講師等は、先に読譜をし、大事なところにメモを残す等を行い、初見試奏を行っていたりします。
まず初見試奏能力の伸ばし方としておすすめなのが、焦らずに楽譜を一通りチェックして、音楽の流れを掴み、そして面倒な部分をしっかりと確認することが大事でしょう。
これをするだけでもこの能力を伸ばすことが可能です。

● 上級音楽教室での練習も初見試奏能力アップに役立つ 初見試奏の能力を身に着けたいのであれば、通常の音楽教室よりも上級音楽教室に通うほうが上達も早くなるのでオススメです。
上級音楽教室には、世界トップクラスの講師が揃っており、一人ひとりにあったレッスンを受けることが可能です。
学ぶ教室の質はとても大切な要素ですから、最近は上級音楽教室を選択する人が多くなっています。
演奏時は、楽譜を見ながら演奏をすることになりますが、多くの演奏家は実際に今演奏している部分より先の楽譜を見ていることが多いです。
現在演奏している箇所よりもいかに先の楽譜部分を見ながら演奏できるようになるか、という点も、初見試奏能力を高めるうえで重要になってきます。
初見試奏を上達させたいと思うなら、上級音楽教室に通うなど、できる練習はたくさんありますから諦める必要はありません。