コラム

● 音楽教室におけるアンサンブルの人間関係について

● 音楽教室におけるアンサンブルの人間関係
音楽教室におけるアンサンブルの人間関係
音楽教室におけるアンサンブルでは、タイミングなど実際の演奏中だけではなく、演奏の方向性やプランなどを全員で共有しなければなりません。
そのため、音楽教室内のアンサンブルでは、合奏を仕上げるまでにそれぞれ個人の考えをすり合わせていく必要があります。
アンサンブルは学校や会社のような目的を持った人間集団ですので、人間関係上の問題が起こる場合も有ります。
アンサンブルでの合奏を成功させるためには、メンバー同士の良好な関係が非常に重要となります。
有名オーケストラのメンバーにオーケストラでやっていくために必要なスキルを尋ねたところ、一番多い回答が人付き合いのスキルだったということを踏まえても、個人個人のコミュニケーション能力と、目的達成のための意識が重要と言えるでしょう。
合奏は集団行動ですので、それぞれのメンバーが自分の役割を果たし、アンサンブルに貢献することが重要です。
メンバー同士の役割の理解と、お互いへの尊敬が、音楽教室におけるアンサンブルの人間関係を良好なものにするために必要不可欠と言えます。

● 音楽教室におけるアンサンブルでのメンバー対立とその対処法
音楽教室におけるアンサンブルでのメンバー対立とその対処法
音楽教室におけるアンサンブルは人間の集団ですので、意見が食い違うことも有ります。
アンサンブルでは曲をどのように演奏するかということが対立の原因となりますが、どのように対処するのが良いのでしょうか。
大切なのは個人個人の意識です。
まず互いの違いを認め、妥協することの必要性を理解しておくことが重要で、対立した際には冷却期間を置くことも重要です。
また、議論が上手くいかない際は議論を置いておいて演奏をするという対処法も有ります。
分かれた方向性の演奏を、実際にどっちもやってみることで解決に向かうケースも有ります。
また、対立には悪い面だけではなく良い面も有ります。
なぜなら話し合いの機会になるからです。
前述の通り、妥協は必要ですが、安易な妥協は良い結果にならないため、しっかりと議論をし、互いの意見を尊重し合えるような妥協点を見つけていくことが重要と言えるでしょう。



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