マエストローラ音楽院・スタジオ・サロン

2011.02
ピアノ・グループ INT SQUARE
2010.04
東京新聞
ピアノの練習会の様子

2010.04

東京新聞 「音楽塾はサロン」

東京新聞に「マエストローラ音楽院」の記事が出ました。以下はその内容です。

夢実現、新宿に開講

絵や花があり、一流の演奏家が教えるサロンをつくりたいー。そんな夢を実現させたアマチュア演奏家がいる。 世田谷区の木下尚慈さん(66)で、昨秋、新宿区新宿にスタジオを造り、音楽教室「マエストローラ音楽院」を開いた。 生徒は初心者からセミプロまで約80人だが、運営費を賄うには至っていない。教室を多くの人に知ってもらおうと、18日に同所でミニコンサートを開く。

木下さんは高校でクラリネットを始め、慶応大卒業後も食品関係の会社でマーケティングや商品開発をしつつ、慶応ワグネルソサエティーOBオーケストラで活動した。

殺風景な音楽スタジオや飲食禁止のコンサートに「あまりに無味乾燥。気分よく過ごせないか」と考えていた木下さん 。2006年の退職を機に理想の教室を模索していたところ、大学の後輩でドイツのシュツットガルト室内管弦楽団で首席ビオラ奏者だった林徹也さんと意気投合し、 一緒に教室を開くことにした。

一流演奏家が指導「喜び体感して」

レッスンの様子

講師は林さんのほかクラリネット奏者鈴木良昭さん、バイオリニスト田中直子さん、ソプラノ歌手高橋薫子さんら理念の合う一流の演奏家ばかり14人をそろえた。

音響をよくするため天井や床、壁の改装に約1千万をかけ音楽スタジオにした。 グランドピアノのほか白い壁に絵を、床には花を飾り、テーブルセットを置くなどしてサロンの雰囲気を演出。 レッスン後、お茶を飲んでくつろぐことも出来る。

教室名は芸術の大家を示す造語。個人レッスンが主だが「音楽は大勢でやる方が楽しい」と弦楽合奏レッスンも月2回設けた。 スタジオは練習場やイベント会場としても貸し出す。自ら掃除から電話番まで行う。 「時間も手間もかかるが、おもしろい。喜びを体感する人を見ると自分も幸せになります」(松村裕子)

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